科目名: 経営情報学セミナー
担当者: 川畑 公久

対象学年1年 クラス[001]
講義室S703院講義室 開講学期後期
曜日・時限水3 単位区分選択
授業形態一般講義 単位数2
準備事項
備考

講義の目的・ねらい(講義概要)個別企業における金融情報システムの分析の観点から、FX通貨ペアの実践的トレーディング技法を研究する。このためパソコンや携帯を用いて、インターネットのWebサイトにアクセスし、リアルタイムレートを収集する。これより金融機関のディーリングルームを想定したチャート分析やファンダメンタルズ分析を行っていく。具体的には、移動平均・RSI・MACD・ボリンジャーバンド、及びGDP・政策金利・要人発言等につき講究する。授業はゼミナール形式で行っていく。        
講義内容・演習方法(講義企画)"第1回 経営情報システムとは: 経営とは 情報の定義 情報量の計測 システムの定義 システムの記述
第2回 金融情報システムと外国為替市場: 金融市場の情報化 外国為替市場 インターバンク市場 24時間ディーリング
第3回 外国為替保証金取引(FX)とインターネット:FXとは FXのメリットとデメリット インターネットとオンラ
イントレード モバイルトレーディング
第4回 FXの基礎概念:保証金 レバレッジ 通貨ペア ツーウエイプライス ポジション リスク管理 ストップロス
第5回 主要通貨ペアと推移:USD/JPY EUR/JPY EUR/USD AUD/JPY GBP/JPY NZD/JPY CAD/JPY CHF/JPY
第6回 取引時間帯と注文法:オセアニア時間 アジア時間 欧州時間 北米時間 プライス注文 指値注文 ストップ注文
第7回 ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析:マクロ経済指標 地政学的リスク チャート分析
第8回 ファンダメンタルズ分析(1):GDP 貿易収支 政策金利 CPI 失業率
第9回 ファンダメンタルズ分析(2):NFP ISM製造業景気指数 IFO景気指数 日銀短観 HICP
第10回 テクニカル分析(1):月足 週足 日足 60分足 5分足 1分足 ローソク足 ローソク足の組み合わせ
第11回 テクニカル分析(2):トレンドライン 移動平均線 ゴールデンクロス デッドクロス
第12回 テクニカル分析(3):ボリンジャーバンド 乖離率 RSI MACD
第13回 トレーディング技法と損益計算:トレーリングストップ 両建て 分散投資 損益シミュレーション
第14回 要約と質疑応答:要約 今後の課題 質疑応答
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評価方法・評価基準評価方法:出席40%、課題提出と口述50%、学習意欲等10%
評価基準:出席・課題提出等と口述・学習意欲で総合的に評価する。

履修の条件(受講上の注意)インターネットの基礎知識 初歩的なExcel操作 パワーポイントの作成能力を前提とする.
大学の規程等により、必要な出席回数を満たさない者は、レポート・試験等の提出や受験等を認めない。万一提出や受験等をしても不合格とする。以上の諸点を十分理解して受講すること。

教科書講義の中で指示する。 またeテキストも使用する。
参考文献図書・学会誌・インターネット関連の資料
特記事項(その他)